2008年6月30日月曜日

肥満との関係

先日の日本医療データセンターの調査によると、肥満と腰痛症に関係があることが分かりました。

男女ともにBMIが25未満/25以上をそれぞれが、腰痛症で受診した割合を調査したものです。

仙腸関節炎と腰痛症は別の病気ではありますが、「ヘルニアと仙腸関節炎」といったように「腰痛症と仙腸関節炎」は併発を起こすケースが多いようなので、「肥満と腰痛症」の関係は非常に興味深い結果です。

腰痛症受診者の肥満割合比較すると、肥満かそうでないかで1%~2%前後の差がある模様です。また、女性の方が腰痛症になりやすい傾向があるようです。普段のヒールやバッグを肩にかけるといった生活習慣が起因しているようです。

仙腸関節炎の方で、自分は肥満かな? と思った方は体質改善を行うことが腰痛症をはじめ仙腸関節炎の症状軽減に繋がる可能性があります。が、肥満じゃなければ仙腸関節を痛めないのかというとそうではなく、私自身も肥満とは程遠い体系をしていながら仙腸関節炎を持っているので、肥満でない方も用心すべきであると思われます。

腰を痛める体勢を避ける、重いものを持ったりしないことです。

2008年6月23日月曜日

加圧トレーニング

筋肉トレーニングの中にも「加圧トレーニング」というものがあります。これは筋肉トレーニングをする上で、鉄アレイを持ったり重い荷物を背負ったりせずに負荷をかけるという状態に近く、腕や足などにベルトを巻いて筋肉を圧迫させてトレーニングを行います。このトレーニングの効果というのは、加圧することにより成長ホルモンの分泌を促すことが一つ。そして加圧による負荷で通常におけるトレーニングと同等のトレーニング量でもより一層の筋肉上昇に対する効果が高いというのが挙げられます。


・適度な加圧で継続を目指す

他トピックにおいても記事にしていますが、筋肉トレーニングにおいて最も大切なのは「適度なトレーニング」を「継続的に行う」ことであり、この加圧トレーニングも例外ではありません。適度な圧迫と長期間継続していくことで効果を持続かつ大きく得ることができます。あまり強い圧力だと筋肉によくなく、また精神的な意味でも長期継続することも難しいかもしれません。適度な加圧と、適度なトレーニング時間、長期継続を目標にしましょう。


・思わぬ美容効果

加圧による成長ホルモン分泌により、筋肉をつける方法として有効であるだけではなく肌のハリがよくなるという効果があるようです。化粧品といったお金のかかるものに比較すると大変すぐれものかもしれません。もちろん、トレーニングを続けなければならないという苦労は消えることはありませんが、健康的にもトレーニングをすることは無駄ではなく、今後の人生に大きくプラスとなるトレーニング方法でしょう。

・ベルトについて

専用のベルトにおいてはスポーツ用品店や健康グッズを売っている通販などで取り扱っているようです。値段はピンキリでやや値の張るものもあるようです。

2008年6月21日土曜日

仙腸関節炎の様々な症状

私の仙腸関節炎の症状は別の記事で記載しましたが、腰が痛くて椅子に長時間座っていることが困難であるということです。しかしながら同じ仙腸関節炎といえど症状は千差万別で、人により異なるようです。

・歩行困難
尾?骨の痛みの原因にもなる仙腸関節炎ですが、その症状によっては歩行が困難なほど痛みが伴う場合も。これは椎間板ヘルニアの痛みに近いものがあるようで、同じ仙腸関節炎持ちとしてもあなどれないと思われます。

・ヘルニアと診断される

そこで。病院にかかると「それはヘルニアです」という診断をもらうことが多いようです。しかし、実際本当に椎間板ヘルニアなどを持つ患者様の話を伺うと、どうもそれとは異なるのではないかという疑問があります。医師も人間なので当然ながら完璧ではありません。ヘルニアと診断されたからといって本当にヘルニアかどうかは私達患者の立場としては分かるはずもなく、信用するしかないといえばそれまでなのですが、仙腸関節炎を疑ってもいい気がします。他の整形外科などの医療機関にかかるなど、複数の医師に診てもらうことでより幅広い視野での診断を受けることができるのではないかと思います。


・ひどい場合は寝たきり

内服する薬による治療で済む程度の痛みの症状であれば、それにこしたことはないのですが人によってはそれだけでは痛みが取れない、持続するという場合があります。その際はリハビリをはじめ、注射や牽引も行わなければならない方もいます。
さらに酷い症状の方は、歩行困難どころか寝たきりといった事態も。当然ながらその場合パソコンに向かう事もできないため、このサイトも閲覧することすらできないかもしれません。