高林寺で紫陽花を楽しむには
あじさいを楽しむ時間帯としては、朝がいいでしょう。もしくは夕方にもあじさいの魅力は引き立ちます。天気でいうならば晴れているときではなく、曇っていたり雨が降っているようなときのほうが紫陽花としては美しさが際立ちます。
無料解放しているので料金のことは気にせずに遊びにいくことができるでしょう。お寺にいらっしゃる住職様とのふれあいもまたひとつの楽しみかもしれません。
紫陽花だけではなく庭園をみてまわるのもひとつの楽しみであり、あじさいを鑑賞するのと一緒にいいかもしれません。
高林寺のあじさいの極み
いったいあじさいを鑑賞するにはどこがいいというのでしょうか。その場所というのはあじさいをあまり知らない方はご存知ないかもしれません。
あじさいといえば紫や青でその世界を覆ってくれる美しいお花ですが、紫陽花で有名な場所、そして最もあじさいを楽しんでみにいってみたい場所といえば、高林寺。そこは福島県にあります。旧東和町、二本松市です。
30種類前後という膨大な種類のあじさいを堪能することのできるあじさいの名所の中の名所。6月の中旬~下旬あたりからあじさいの魅力を放ちだし、1ヶ月近くもの間あじさいの喜びを感じさせてくれることでしょう。その美しさに私達はこの世界にいるのかどうかを戸惑うほど、別世界にいるかのような錯覚さえ覚えることでしょう。
種類はもちろんながら、その株数は5000をこえるほど。驚愕のあじさいワールドを堪能することができます。
あじさいの豆知識
あじさいは当初より日本から生まれたお花であります。日本国産の花であり、どこか和風な雰囲気を醸し出しているのはそのせいかもしれません。その色合いの特徴もしかり、青や紫といった私達がよく目にするあじさい。が、その色を決定するのは土地における酸性度によるものであるそうです。従って酸性度によっては青いあじさいが咲けば、ピンク色系のあじさいが咲いたりと異なるのはそういうことなのですね。
紫陽花の名前には由来があります。「あづさい」という言葉があり、それの意味は「藍色が多くまとまっている状態」というもので、そこから来ているといわれています。
あじさいが最も光る時期も独特であり、それは雨の時期。何か切ないものを感じさせるあじさいだからこそ、深くあじわっていたいものなのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿